【WordPress】サーチコンソール「noindexタグによって除外されました」の原因と対策

SearchConsole WordPress

 ホームページをgoogleサーチコンソールに登録すると、「インデックス登録 の問題が検出されました」というメッセージを受け取ることがあります。
 検出される問題はいろいろありますが、今回は「noindexタグによって除外されました」という問題の原因と対策を解説します。


サーチコンソール「noindexタグによって除外されました」の原因と対策

問題ページの確認

ホームページをgoogleサーチコンソールに登録後「インデックス登録 の問題が検出されました」というメッセージを受け取りました。

まずは、青色の「ページのインデックス登録の問題を修理する」をクリックします。

SearchConsole


すると、「ページのインデックス登録」ページが開きます。
noindex タグによって除外されました」というページが6ページあることがわかります。

ここをクリックします。

インデックス登録


該当ページのURLが表示されます。

noindex タグ


インデックスとは

 インデックスとは、索引、見出し、添え字、指数などの意味を持つ英単語です。
 データベースやファイルシステム、検索エンジンなどでは、収集・格納された大量のデータをすばやく検索・抽出するために作成された索引データをインデックスといいます。

検索エンジンでは、クローラーと呼ばれるプログラムが、巡回(クローリング)して収集してきたWebページを解析して、検索対象としてデータベースにインデックスします。

検索エンジンにインデックスされることにより、検索結果に表示されます。



noindexタグとは

noindexタグとは、検索エンジンにインデックスされたくないときに、サイト運営者がHTMLファイルに記述するものです。

では、なぜインデックス対象外にするのでしょう?

検索エンジンにインデックスされたくない理由は以下のことが考えられます。

①作成中ページや下書きページなど、満足させるコンテンツとして稼働していない場合
②重複しているページがあると検索エンジンに「スパム」として認識される恐れがある場合



WordPressでのnoindexタグの指定箇所

WordPressでは、noindexタグを指定できる箇所がいくつかありますので、それを順にチェックします。



①WordPressでサイト全体をnoindex設定する方法

WordPressのダッシュボードから「設定」をクリックし、「表示設定」をクリックします。

表示設定


「検索エンジンでの表示」にチェックが入っていれば、noindexです。

検索エンジンでの表示1


②All in one SEOプラグインを導入している場合

カテゴリーやタグをnoindex設定する方法

WordPressのダッシュボードから「All in One SEO」をクリックし、「検索の外観」をクリックします。



「タクソノミー」タブをクリックします。

タクソノミー


カテゴリーは「検索結果に表示」が「はい」なのでnoindexではありません。

カテゴリー


タグも「検索結果に表示」が「はい」なのでnoindexではありません。

タグ


アーカイブをnoindex設定する方法

「アーカイブ」タブをクリックします。

アーカイブ


アーカイブは「検索結果に表示」が「いいえ」なのでnoindexです。

アーカイブ


たしかに、URLは以下のようにアーカイブのURLを示していました。



ただし、タグやアーカイブは、重複しているページがあると検索エンジンに「スパム」として認識される恐れがあるのでAll in one SEOプラグインでは、noindexに設定することが良しとされています。

ゆえにアーカイブの設定はこのままとします。
また、タグは「はい」だったので「いいえ」に変更します。



まとめ

サーチコンソールで「noindexタグによって除外されました」と問題点を指定されても、自発的にnoindexを設定している場合があるので、問題URLを確認し、設定することが重要です。