ExcelのIF関数について解説します。
IF関数とは?
IF関数は、条件に基づいて結果を返す論理関数です。
「年齢が20歳以上」「性別が女性」といった『条件』に応じてセルに表示する場合に使用します。
IF関数の書式
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 | IF(論理式, 値がTRUEの場合, 値がFALSEの場合) |
論理式 | TRUEかFALSEを返す式を指定します。 |
値がTRUEの場合 | 論理式の値がTRUEの場合(条件を満たす場合)に返す値を指定します。省略すると0を返します。 |
値がFALSEの場合 | 論理式の値がFALSEの場合(条件を満たさない場合)に返す値を指定します。省略すると0を返します。 |
IF関数の使用例
売上目標と売上実績の表を例として示します。
実績が目標以上の場合には、『達成』と表示し、目標未満の場合には、『未達』と結果欄に表示します。
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論理式に指定できる演算子
論理式 | 演算子の意味 |
---|---|
A1 = 10 | 等しい |
A1 <> 10 | 等しくない |
A1 < 10 | 小さい |
A1 > 10 | 大きい |
A1 <= 10 | 以下 |
A1 >= 10 | 以上 |