【WordPress】プラグインの自動更新でPHPバージョンエラー発生時の対処方法

WordPress

WordPressのプラグインを自動更新にしていたら、以下のPHPエラーが発生し、HPが停止しました。

Fatal error: Composer detected issues in your platform: Your Composer dependencies
require a PHP version ">= 8.0.0". You are running 7.4.18. in
/home/webfc2/users/iaidonokenkyu/public_html/wordpress/wp-content/plugins/
creative-mail-by-constant-contact/vendor/composer/platform_check.php on line 24

原因は、「Creative Mail」プラグインを自動更新時、PHP 8.0.0以上のバージョンが必要なところ、サーバーのPHPバージョンが7.4.18だったので、エラーとなったらしいです。

今回は、このエラーの対処方法を解説いたします。

PHPバージョンエラーの対処方法

このエラーの対処方法は、以下の2つのいずれかとなります。

①サーバーのPHPバージョンを上げる
②原因となるプラグインを無効化または削除

サーバーのPHPバージョンを上げる

今回は、mixhostでPHPバージョンを上げる方法を解説します。

cPanelでPHPバージョンを更新

(1)mixhostのマイページにログインします。
①でメールアドレスを、②でパスワードを入力し、③「ログイン」をクリックします。

mixhost-2-02


(2)①「cPanelにログイン」をクリックします。

mixhost-2-05


(3)①「ソフトウェア」の②「MultiPHP マネージャー」をクリックします。



(4)①で更新するドメインにチェックを入れます。
②プルダウンから③変更するバージョンを選択します。
④「適用」をクリックします。



原因となるプラグインを無効化または削除

プラグインを無効化するためには、WordPressにログインしなければなりませんが、PHPがエラーとなっているため、このままではログインできません。

ログインするためには、プラグインを1回全て無効化する必要があります。

プラグインを無効化する場合、以下の2つの方法があります。

①ファイルマネージャ(FTP)でプラグインを無効化
②データベース(phpMyAdmin)でプラグインを無効化

ファイルマネージャ(FTP)でプラグインを無効化

(1)「wp-content 」フォルダ を開きます。



(2)フォルダ 「plugins」を「plugins.hold」等に名前を変更します。



(3)以上で全てのプラグインが無効となりますのでWorePressにログインが可能です。
問題のあるプラグインを削除するか、無効化したままにします。

(4)上記の対処後、変更したフォルダ 「plugins.hold」等を「plugins」に名前をもどします。


データベース(phpMyAdmin)でプラグインを無効化

phpMyAdminでプラグインを無効化する方法を説明します。

今回は、FCホームページでWordPressを無料登録した場合を例にして説明します。


(1)FC2で「ログイン」をクリックします。



(2)①メールアドレス、②パスワードを入力し、③「ログイン」をクリックします。



(3)FC2ホームページの「管理画面」をクリックします。



(4)「WordPress管理ページへ」をクリックします。



(5)「phpMyAdmin」をクリックします。



(6)①「wp_options」をクリックし、②「option_name」列の③「active_plugins」を探し、④の「編集」をクリックします。



(7)①「option_value」の②の値を全て「a:0:{}」に書き換えます。
③で「保存する」を選択し、④「実行」をクリックします。



(8)これで、プラグインが全て無効化されます。
上記で変更した値は、WordPressを修正すると、変更されますので、そのままにしてきます。

(9)「WordPressにログイン」をクリックし、問題のあるプラグインを削除するか、無効化したままにします。